新型コロナウイルス感染症パンデミックによる自主隔離と社会的距離の確保は、ともに世界中のアスリート達の日常生活に劇的な変化をもたらしています。私たちは皆、アクティブであり続けることで、今までの習慣を少しでも維持する方法を模索しています。しかし、自宅待機を余儀なくされているアスリート達にとって、それはさらに困難なことです。レースの中止や延期に加えて、子供達が一日中家にいることやトイレットペーパーを節約することなど、新たな予想外の課題が次々と出てくる中、私たちは健康状態の心配をする間もなく、多大なストレスを抱えています。そんな今こそ、通常のトレーニングやレースに復帰できる時に備えるため、様々なアクティビティを組み合わせて、しっかりとした基盤を作ることに集中しましょう。そこで、Stravaで共有可能な、自宅でできるワークアウトを5つご紹介します。
1. マニュアルアップロードする
Stravaにアクティビティをマニュアルで追加すると、32種類のスポーツの中からお好きなタイプを選択可能です。シャバーサナをヨガとしてアップロードしたり、腹筋をしてKudosをゲットしたり、この前代未聞の状況下でも、アクティビティをきちんとログに残すことができます。もちろん、スポーツに限定する必要はありません。本格的なガーデニングや、徹底的な大掃除、オンラインでのプランク競争など、アクティブに過ごしたら、全てマニュアルアクティビティとして追加しましょう。限界は、あなたの想像力(と地域の規制)だけです。
KOM獲得の達人、Phil Gaimonはマニュアルアクティビティに賛同。ヨガセッションの記録に使用しています。
マニュアルアクティビティの追加についての詳細は、こちらのサポート記事をご覧ください。
2. 屋内サイクルトレーナーを使う
冬の間は屋内でライドすることに慣れているサイクリスト達も、最近は晴れの日でもサイクルトレーナーに頼らざるを得ないかもしれません。屋内用サイクルトレーナーを使えば、お持ちの自転車を簡単に固定式の運動器具に変えることができます。旧式のサイクルトレーナーでも、後輪のスピードセンサーやパワーメーターのような自転車のセンサーを使用して、ライドを記録することができます。もちろん、心拍計を使うこともできます(詳細は後述)。または、センサーを内蔵したスマートトレーナーを使用すると、クライムのシミュレーションをするために負荷を調整したり、インターバルにソフトペダリングしていないかどうかを確認できます。サイクルコンピュータや、Stravaと接続できるTrainerRoadやZwift、The Sufferfestのようなアプリを使ってライドをStravaに同期すれば、モチベーションアップもできますね。
3. 心拍数のみでワークアウトをアップロードする
GarminやSuunto、Polarなどの最新のフィットネスウォッチの多くは、GPSなしでも、心拍データを取得しながらワークアウトを記録することができます。これらのデバイスを所有していない場合は、心拍計をスマートフォンに接続し、Wahooアプリを使ってGPSなしのワークアウトをStravaに同期させることができます。激しい有酸素運動中に心拍数を記録しておけば、どれだけハードな運動をしたのかが確認でき、また、屋内ワークアウトの相対的エフォートを通常の屋外での運動と比較することもできます。アメリカで有名なダイエット・コーディネーター、Richard Simmonsのダイエットに関する昔のビデオを引っ張り出せば、いつものジョギングよりも高いスコアが得られるかもしれません!
無酸素でエベレストを登頂したCory Richardsは、登山計画が保留になっている間、筋力トレーニングの記録を、心拍数のみで記録しています。
4. パートナーアプリを使ってクロストレーニングする
新たな習慣を取り入れる用意はいかがでしょうか?ワークアウトをガイドしてくれるアプリをダウンロードして、Stravaアクティビティを自動的に作成することができます。Stravaと同期できるアプリの数は、サンフランシスコのお洒落なフィットネス・スタジオの軒数以上。GloのヨガやFitbodの体幹エクササイズ、Aaptivの有酸素運動などなど。今の時期にフリートライアルを提供しているものも多く、詳しくはこちらをご覧ください。
5. 庭の周りをランニングやライドする
庭や私道、バルコニーなど、十分な広さがある場合には、自宅から出られないからといっても外でランニングやライドができないわけではありません。1時間かけて何周かするのも良いですし、極限まで実行しているアスリートもいます。このマウンテンバイカーは、なんと自宅の庭の周りを100kmもライドしました!芝生がボロボロになってしまったようですね。
このブログがあなたのモチベーションに火をつけ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延と戦いながらも、アクティブに過ごす方法のアイデアを与えてくれることを願っています。もっと使命感を感じているなら、「SOLOdarity ― ソロって団結!」チャレンジに参加して、1日20分間体を動かすことにコミットするのはいかがでしょうか。自宅でアクティブに過ごすための、楽しくてユニークな方法は見つかりましたか?@Strava と #SOLOdarity や #ソロって団結 のハッシュタグを使って、ぜひ新しい習慣をStravaや他のSNSで共有してください!