相対的エフォートの開発に当たってまず私たちが行ったのは、スポーツに特化したデータサイエンティストである Marco Altini 博士の助言を取り込みながら既存のサファースコアの式を作り変えることでした。ランニングやライドに対する精度を高めることはもちろん、私たちがさらに目指したのは、それが 30 分のインターバルセッションであろうと 1 日がかりのロングランであろうと、心拍数のデータを使ってあらゆるアクティビティに対応させることでした。
私たちはこの取り組みを何千ものアクティビティに対して行い、さまざまなスポーツに適用できるモデルを作りました。そしてフィットネスのレベルにかかわらず正確になるように、多種多様なアスリートたちの間でこれをテストしました。
その結果…
ランニングやライドから、水泳、スキー、そしてローイングエルゴメーターまで、相対的エフォートは心拍数モニターを使ってアップロードしたあらゆるスポーツに対応。アクティビティの負荷を平等な条件下で測定することができます。積み重ねたワークアウトの負荷の合計や、あるワークアウトとまったく異なるスポーツとの負荷の比較などを知ることができます。そしてグループでワークアウトを行う場合は、誰が一番速いかよりももっと面白いことを知ることができます。そう、誰が一番全力を尽くしたか、ということです。