January 29, 2018

Strava コミュニティへのお知らせ

Strava CEO、James Quarles からのグローバルヒートマップに関する伝達事項

Strava コミュニティの皆さま、
いつもお世話になっております。この度、Strava とグローバルなヒートマップについて皆さまにお伝えしたいことがございます。Strava のヒートマップは、世界中のアクティビティを視覚化する機能です。これを使って地元や旅行先でアクティビティが行われている場所を見つけている方も多くいらっしゃることでしょう。この機能の提供にあたって私たちが大切にしているのは、アクティビティを優先するかプライバシーを優先するかをユーザーが選択できる点です。たとえば、ヒートマップからオプトアウトすることも可能です。しかし先日、海外に住む軍事関係者や人道支援活動者などの Strava メンバーが他の活動密度のない地域で場所を共有したことによって、偶然にも機密性の高い場所が外部に知られる事態が発生したことが判明しました。

 

Strava やコミュニティのチームメンバーに軍人の家族がいることは珍しくありません。実際、私もその一人です。皆さまにご理解いただきたいことがあります。それは、私たちがこの問題を真剣に受け止めると同時に、Strava で共有されているデータに対する責任を認識しているということです。

 

具体的には、今回の事態に対して、私たちは以下のことを行っています。

  •  軍事および政府関係者と協力して、機密性が高い可能性があるデータの取り扱いに取り組んでいます。
  •  アスリートがモチベーションとインスピレーションを得るための機能が悪用されることがないように、機能の見直しを行っています。
  •  プライバシーと安全性ツールに対する関心を高め続けています。
  •  ユーザーが自分のデータの管理方法を把握できるように、エンジニアリングチームとユーザーエクスペリエンスチームがプライバシー機能と安全機能がよりシンプルになるよう取り組んでいます。

Strava でのアクティビティを損なうことなく、データプライバシーに関して今すぐできることがあります。

  •  Strava で利用可能なプライバシーオプションについて書かれた記事をお読みください。
  •  希望どおりの設定になっているか、一度プライバシー設定をご確認ください。
  •  疑問がある場合やサポートが必要な場合は、コミュニティサポートチームにお問い合わせください。
  • コミュニティの基準に沿ってお互いを支え合いましょう。

Strava のコミュニティにご参加いただきありがとうございます。私たちが世界中で責任を持って成長を続けることができるように、どうぞご協力ください。
よろしくお願いいたします。

 

James Quarles

CEO