フィラデルフィアの中心部から続くこのセグメントは、水路の名前と同じ「スクールキル・リバー・トレイル」、略してSRTと呼ばれている。オランダ人の移民が命名した言葉で、スクールキルは隠れた川を意味する。毎週月曜日に集うランナーたちにとって、この川岸は、みんなで集まり、声を出し合う場所。リチャード・イサ・ボッカリがリーダーを務めるこの集まりは、「良い雰囲気」に包まれている。

「実はこのセグメントで、自己ベストに挑戦したことはないんだ」とリチャード。「みんなで集まって、かなりのんびりと5km程を走りながら、日々の出来事について話したりしてるよ。良いことも、悪いことも、嫌なこともね」

このように自然体で集まることが、月曜日のSRTを特別なものにしている。リチャードとランニング仲間がどのようにお互いを刺激し合っているのか、その様子をご覧ください。