オンラインのコミュニティだから、時間や場所に縛られず楽しめる。そんな「日本最大のオンラインマラソンチーム」を目指して、3人の女性ランナーがWithRUNを立ち上げたのは、昨年のこと。
3人のリーダーのうち一人が、“音楽とスポーツの力を歌って走って届けるシンガーソングランナー” のSUIさん。芸能活動をしながらも、これまで出場したマラソン大会は30件以上。2020年の大阪国際女子マラソンでは2:57:36の自己ベストを記録し、サブスリーを達成するほどの実力を持つ。
WithRUN x Group Challenge
日本各地から挑む5km
そんな悩める現代社会のランナーに元気を届けるべく、彼女は仲間たちとともにコミュニティ活動を行っている。
WithRUNのリーダーの一人として、SUIさんはバーチャルな環境でチームのつながりを作る機会を常に探している。アプリで順位を確認しながら仲間とランニング体験を共有できるStravaのグループチャレンジ機能は、オンラインを中心とするチームの活動にマッチしていた。
まずは試しに5kmのタイムアタック、題して WithRUN 5kmレース を作成。具体的には、最速アクティビティのチャレンジを使って、一部のメンバーと5kmの平均タイムを競うことにした。
リザルト
半月のチャレンジ期間を経て、初のグループチャレンジの結果が出た。SUIさんと僅差のタイムでトップを飾ったのは、愛知県から参戦していたKanakoさん。
最初は気にしていなかったチャレンジの順位も、自分が1位であることが判明すると、気持ちに少し変化が出てきたと言う。
最近怠けグセがついてきてしまったというKanakoさん。グループチャレンジを体験してみて、自ら目標を決めたり、インターバルや筋トレ、坂道ダッシュなど、少しきつめの練習を積極的に取り入れたりする良いきっかけになりそうだと感じたそうだ。
悔しさも楽しさの一つ
「5kmベストを出すのにはかなりのモチベーションが必要となるのですが、みんなが頑張っているから、私も頑張ろうという気持ちで走ることができました。2位までいけたので、1位を目指したかったのですが」
そう語るSUIさんは、その悔しさを感じるのも楽しさの一つだったと、Stravaで行った初めてのグループチャレンジを振り返る。
「WithRUNはオンラインチームなので、いろんな場所に住んでいる方がいらっしゃいます。今回のようなグループチャレンジを定期的に開催して、みんなで楽しく走力を上げていきたいと思います」
